教育面で日本の支援が光るタンザニア

アフリカ諸国では数少ない政情の安定が続く東アフリカの一国タンザニア(タンザニア連合共和国)」。アフリカ最高峰で知られるキリマンジャロを擁し、連合共和国と言われるように本土タンガニーカ王国と島々より構成するいわゆる「奴隷貿易」で栄えたザンジバル王国がそれぞれ独立を果たした後、1994年合邦により成立したという珍しい生い立ちをもっています。そんな生い立ちも影響してか大きなクーデターや内戦を経験しないなか、1980年代にはムウィニ政権が経済の自由化促進に貢献し、1992年一党独裁体制より複数政党制移行後、大統領の三選禁止を定めるなど民主化への推進に着々と取り組んでいます。農業を主産業とするなか、2001年には鉱業、製造業、商業分野にも成長がみられ、21世紀に入って年6~7%という経済成長を果たしアフリカ諸国のなかで優等生ぶりが遺憾なく発揮されています。2010年行われた大統領選挙で再選を果たしたキクウェテ大統領は以降大統領選挙では次点候補が副大統領を務めるという制度も採用され、実質的に野党候補がその任に当たるという誠にユニークな制度も導入され、ますます政情安定にむけ拍車がかかってきた、という感があります。